元気外来

元気外来は加齢による様々な症状を対象にし、それらを適切に管理・治療することで、健康寿命を伸ばすのが目的です。加齢による症状は、本人が気づかないことや、気づいても受診をためらっている場合があります。周囲にそのような方がいる場合には、是非元気外来受診をお勧めください。元気外来随時行っておりますが、時節柄ご予約をお願いいたします。☎️ 03-6551-2011   Web予約も可能です。Web予約の場合、ご心配な症状により、メニューから内科初診、あるいは脳神経外科初診を選択して下さい。自由診療の場合は、メニューから自由診療を選択して下さい。
物忘れの方は、認知スクリーニング検査やCT検査を行う場合がありますので、診療時間は30分程度必要です。時間に余裕を持って、ご予約をおとりください。Web予約の場合、脳神経外科初診(画像検査あり)を選んで下さい。
​元気外来開設の目的:
60歳をこえ定年が近づいてくると、体の不調が多くなります。一般にこれらを総称して老年症候群と呼ぶことがあります。
老年症候群とは、加齢に伴い多くみられる、医療が必要とされる症状や徴候の総称ですが、複数の症状を併せ持つのが特徴です。また、これには2つの状態が混在しています。一つは生理的老化であり、もう一つは病的老化です。テレビを見ていてだんだん耳の聞こえが悪くなる、夕方になると目が見えにくくなる、夜中に何度もトイレにいく、坂道を上がると息が切れる、人の名前がすぐに思い出せない等といった症状は生理的老化です。一方、病的老化とは、病気や怪我によって引き起こされるものですが、合併症や社会的な要因に影響され複雑化する場合も多くあります。病的老化が進行すると、やがて家族や他者による介護が必要な状態になります。介護が必要となった原因を調べた報告によりますと、脳血管障害>高齢による衰弱>骨折・転倒>認知症>関節疾患
の順になっています。脳血管障害と認知症を合わせると全体の3分の1以上を占めています。脳血管障害や認知症は早期にその兆候を検知できれば、その後の進行を予防することも可能となります。疾病の早期発見が第1の目的です。
第2の目的は、生活の質の維持です。高齢になると、他人の介護を必要とするほど症状が重篤ではないが、生活の質を低下させる、頭痛、頭鳴り、ふらつき、しびれ、ふるえ等といった症状も増えてきます。これらの症状は、その原因がわかれば、投薬などの適切な治療を行うことが可能となります。
男性の場合、年をとって行くと前立腺が肥大することが多く、それによる排尿障害がよく出現します。腫瘍マーカーの一つであるPSAも前立腺が肥大すると増加することはよく知られれています。最近では、前立腺容積を縮小させ、排尿障害を改善する薬剤もよく使用されています。また、高齢になると意欲や性欲も減退し、人によってはEDとなっていきます。意欲や性欲の減退は、テストステロンという男性ホルモンの低下による可能性があります。EDに関しては、3種類ほど薬剤が登場していますが、これらの薬剤は保険適応外のため高価でした。今年からは、これら3種の薬剤に効果が同等のジェネリック医薬品が登場し、使用しやすくなっています。AGA(男性型脱毛症)の治療も生き生きと生活していくためには必要です。これらにたいして、当院では国産のジェネリック医薬品を採用しています。
第3の目的は、疾病の予防です。一例ですが、現在新型コロナウイルス感染症が蔓延し、60歳を超えると死亡率が急激に上昇して行くため、高齢者は家の外での社会的活動を送りにくくなっています。新型コロナウイルス感染症の予防に関して、漢方薬が効果があるのではないかという報告があります。当院でも高齢者に限り漢方薬の処方を始めました。ただし、予防的な投与の場合、健康保険の適応はありません。
”人生100年時代”と言われ、老後の生活設計の重要性が広く認識されています。高齢になった場合、後何年くらい生き続けるかを示したものが平均余命です。平均余命は、65歳では約19年(男)、約24年(女)、70歳では約15年(男)、約20年(女)、75歳では約12年(男)、約15年(女)です。ただし、死ぬまでみんなが健康でいるわけではなく、健康寿命は、男性で9年、女性で12年程度短くなります。この不健康でいる期間を短縮するためにも病気の早期発見や早期の治療開始、疾病の予防などが必要となります。ここに元気外来の目的があります。
元気外来の内容:
1脳血管障害の早期発見・治療
 麻痺(脱力)、しびれ、呂律障害、めまいなどの症状があった場合
2認知症の早期発見・治療
 物忘れ、同じことを何度もいう、近所で迷子になる、感情の起伏が激しい、部屋を散らかす、作業が最後まで行えない
​などの症状があった場合
3頭痛、頭鳴り、ふらつき、しびれ、ふるえなどの症状の原因精査・治療 
​4前立腺肥大に伴う排尿障害(男性)
意欲・性欲の低下、ED、AGA(男性)
​漢方薬によるコロナウイルス感染症の予防
<診察・検査の内容>
​注意!! 時節柄必ず予約をお願いします。
1内科的および神経学的診察
2検査
必要に応じて、血液検査、頭部CT、腹部CT、X線撮影、心電図、視力や聴力検査を行います。
認知症が疑われる場合、認知症スクリーニング検査を行います。また、脳の精密検査が必要な場合、頭部MRIやSPECT(脳血流検査)を行います。これは他院に依頼します。
<費用>
​前項の1〜4の場合、原則として健康保険が適用されます。例えば、初診で認知症スクリーニング検査と頭部CTを行った場合の費用は、3割負担の場合、5,510円、1割負担の場合は、1,840円です。他の検査を加えても、3割負担の場合、7.000円程度です。
一方、EDやAGAの場合、自由診療となり健康保険の適応外ですが、ジェネリック医薬品を使用するため、従来の費用の半額程度です。ただし、品切れの場合もありますので、初診の方は、問診票をダウンロードし、それに必ず必要量を記載して2日前までにFaxあるいは電話でお知らせください。☎️ および📠:いずれも 03-6551-2011  
メールに添付して送っていただいても結構です。mail to: marunouchi.nakagomi@gmail.com
Web予約の場合、メニューでは自由診療を選択し、予約してください。漢方薬に関しては、診療の予約のみで十分です。
尚、現時点では、自由診療にかかる費用の支払いは現金のみとさせて頂いております。オンライン診療が準備できれば、カードの利用も可能ですが、アプリ使用料や通信費が余計にかかります。
<ED/AGA>・・・厚労省の認可を受けた国内正規ジェネリック
バイアグラのジェネリック(シルデナフィル)50mg1錠 700円
レビトラのジェネリック(バルデナフィル)20mg1錠 1,600円  (割線あり)
シアリスのジェネリック(タダラフィル)20mg1錠 1,000円
プロペシアのジェネリック(フィナステリド)1箱(28日分) 5,800円
診察料は不要です。消費税を含んだ価格です。予めご連絡いただければ、上記以外のジェネリックも用意できます。
<漢方薬>
コロナウイルス感染症予防のための漢方薬は健康保険の適応外です。1日2回服用で5日分が1,100円〜1,300円です。初診の場合、これに診察料1,100円を頂きます。